一分一秒の熱を


心待ちにしていた一日が終わりました。
この気持ちは終わってすぐでなければ残せないと思ったので筆を執ります。

たった一日、初日にしか入らないというのは本当に久しぶりのことで
すこし寂しさを感じつつも、こうして終わってみると、1回でも見られて、初日で、良かったなあと感じます。
お花畑なので結局どんな結果でもよかったって言いかねないですが(笑)

開演前お手洗いに並んでいて着席したのも開演3分前とかだったので今回は心の準備もなかったのですが
まずやっぱりあのほんのりスモークの立ち込める会場の雰囲気が、ちょっと異世界でたまらなく好きだなあと感じます。
みんながわくわくしながらその瞬間を待っていて。
首にタオル、右手にペンライト、左手に一本だけうちわ。準備万端。

オープニング映像にまず度肝を抜かれました。
なんだこれかっこいいいいいいいって。
それが終わってセンターステージから登場する七人の笑顔と
青春ウォーーー―!のさわやかな曲調。GAP。
彼ららしい明るく楽しい曲が続き、めえと比べると最初の挨拶もさらっとはしていましたが、パリピポアンセムのテンションのあがることあがること……ペンライト全力でブンブンブブンブン!
花道がよく見えるお席だったのですが関西Jr.の子たちとの絡みも可愛くてたまらなかったです。
神山くんと康二くんのわちゃわちゃ……ウッ…
私のお隣に熱狂的なおじさんがいらっしゃってそのおじさんを気に入った康二くんが
通るたびにやたらと指をさしていたのがおもしろくて可愛くて微笑ましかった。

そして関西Jr紹介。名前コール+ソロダンス。
正直関西Jrの子たちをあんなに近くに見るのはしばらくぶりだったので、何様って感じですがその成長に驚かされました。
大吾ちゃんやたいせいちゃん。とっても大きくなってて。
声を張り上げる康二くんの姿も少し切なく思えたけれどとってもかっこよかった。
横浜アリーナでその姿を見られたことがなによりうれしかった。

そして夢を抱きしめて!反対側のステージだったのでしっかりは見えなかったんですが
衣装がかっこいいしモニターに映ったAメロのかみしげがフォーエバー。
SCARSの紙ふぶきにひとしきり感動。
Mambo de WEST!でおっきなけん玉をもった神山君がとてもキュートだった。
けん玉の方が大きいんじゃないかってほど可愛かった。
粉もんはもう全力で踊ったし
アカンLOVEのパラパラもたのしすぎた。
曲終わりに淳太くんが「おどれた~~!!」って言っててよしよししてあげたくなった。
あ、アカンLOVEだかMambo踊るたいせいちゃんがちょっと恥ずかしそうだった。どっちだっけな。うろ覚え。

事件はMCで起きた。
それまでかっこよくてきらきらアイドルだった神山くんが突然ちょっとしおらしくてシャイで可愛らしく変貌した。
それというのも流星くんが「神ちゃんのどこがすき?」とメンバーに責め立てられ「小っちゃいとこ♡」とこたえ、
りゅかみがハグしたのを皮切りに(ここでりゅかみ厨死亡)、神ちゃん可愛い攻撃。
「やめてや~」とはずかしがりさらに照史くんが「もんち歌うまいしな」と畳み掛けると

「ちぃ~がぁ~うぅ~…俺ほめられ慣れてないねん~…」

710000000000のダメージ。横アリに足が埋まりそうになった。
序盤アゲアゲ曲の力強い彼も夢を抱きしめてからのかっこよくて切ない表情の彼も見た。
それだけなら彼は完璧なアイドルというアイドルだった。
それなのに、だ。突然弱みを見せられた。その隙に滑り込みたい気持ちだった。

この気持ちをどうしたらいいかわからずぼーっとしていると一周年メドレーが始まった。
「ええじゃないか~!」のコールで目が覚めた。
なにわともあれのLongstoryが大好きだったので聞けてうれしかった。
UltraMusicPowerは2007年のJUMP結成横アリコンに思いをはせながら7人がここで今UMPを歌えていることになんだかしみじみと感動してしまった。
ARASHIでぶっ飛んだ。まさか元担の曲をあのままの振り付けでにこにこしながら嬉しそうに神山君が踊っているのを見る日が来るとは思ってなかった。あーらしーあーらしー!ふぉーどりーむ!
シルエットが聞けたのも嬉しかった。やはり大切で大好きな曲だ。会場全体が少し紫っぽくなって胸がぎゅっとなった。何度でも言うけれどこんなものが見れる日が来るとは思いもしてなかった。

そして、だ。キミコイだ。
Jrの子たちが外周でハピラキを歌い踊ってる時から何か準備が始まっていて
街灯とベンチがセンターステージに。
ベンチが机に見えた私としてはこれから大喜利でも始まるのかと思っていた。あほか。
ピンクのきらきら衣装で登場する淳太くん。
ベンチに座り時計を気にする様子。何が始まるの…?と期待と不安が混じった空気が会場全体に。
ジャズのメロディが聞こえ、わあっとなった。演出が期待の遥か遥か上を来た。
レトロな街灯、ジャズな音楽、金髪の髪の毛を右側にぴっととめて新聞を眺める神山君の姿はなんだかブラッドブラザースのエディを思わせた。勝手な思い過ごしかもしれないけれど「恋を始めまして」のフレーズがなんだか舞台っぽくて、あの数秒だけエディを見た。キミコイはリンダに求愛するエディの歌ってことか。そうか。ウッ。
キミコイの演出が優勝。

SAKURAでピンクに染まる会場がとっても綺麗だったし、PARTY MANIACSはなんちゅーかその。歌いだしの神山くんの煽りに記憶全部持ってかれた。レーザーがんがんで、ここが天国かと思った。ディスク化したら擦り切れるほど見ようと思う(出る前提)

ラストがTime goes byなのはずるすぎた。そんなの聞いてない演出すぎた。
せりあがって回転するセンターステージで、歌う照史くんの横でリズムに合わせてにこにこして体を揺らす神山くんがかわいいなあと思っていたら自分が歌いだした瞬間ものすごく儚くて綺麗な顔をする。なんだあの人は。胸元をぎゅっとつかんで切なそうに歌い上げる濱田は本当に本当にかっこよかったけどやっぱり神山くんだった。

舞台に立つ神山くんを見れば見るほど彼の舞台で見せる一瞬一瞬変わっていく表情を見逃したくないと感じてしまう。それほどいろんな表情を見せてくれる。
きらきらの笑顔もきりっとした顔も眉毛を八の字にした切なそうな表情も。全部全部魅せてくれるし、もっと見たいなあと思った。

たぶんみなさん知ってると思いますが神山君のもんぺです。基本神山くんしか見えてません。パフォーマンスに関する気持ちの強さ、それを全力で舞台にぶつけてきてくれる神山君が本当に好きだなと改めて思いました。舞台に立っている神山君がたまらなく好きです。彼の魅せる一分一秒を見ていたいなあ。
これからもずっとその姿を応援していきたいな、と感じながら。好きばかりが溢れたこの文章を一度締めたいと思います。

りゅかみの件も、みんなに可愛がられる神山くんの件も、少しずつ神山くんが丸くなってきて、そうしてメンバーに愛される神山くんも愛してくれるメンバーも本当に素敵な関係だなあと感じました。何が言いたいかってジャニーズWEST好き。だいすき。

はい、おわり。